2009年01月26日
朔ちゃん、切磋琢磨したいものです
さぬき市社会福祉協議会主催平成20年度防災ボランティア援助事業研修会に参加。
午前中は、「人と防災未来センター」の語り部 谷川三郎氏が講演。
谷川さんは、阪神・淡路大震災時、芦屋市の建設部長。
ご本人は、数時間かけて市役所到着後、直ちに消防機関と共に、「救出・救護」班の責任者として、救助活動展開。
初日82人救助:生存者60名
2日目:22人救助、生存者5名。
3日目:19人救助、生存者0名
と、いかに迅速な救助活動が必要か、この数字が物語っている。
公的機関の救出は、何と15%ぐらい、85%は地域の人々によって救出された。
市役所職員(病院含め)約1100名。
この非常時に出勤できたのは、42%の職員。
一番早く駆けつけたのは、助役さん。
家族の安否確認後、午前6時15分に役所に到着。
市長の旦那さんが怪我され、駆け付けが遅れたため、助役さんが陣頭指揮。
頭が真っ白の状態で、遺体の安置用として7つの寺院に手配と棺桶100個の注文をさせるなど、テキパキと指示をされていた助役さん、凄い人だと思った。
残念なことに、7つの寺院は全てペシャンコになっていた。
私、個人的に役に立ったのは、枕元に置いていた携帯ラジオによって、正確な情報を入手でき、災害支援活動に大変助かった。
電気は、3日後に通電され良かったが、トイレの水には大変苦労されられた。
飲み水には、不自由することは無かった。
谷川さんのお話は、これで3度目ですが、何度お聞きしても、ジーンと胸にくるものと、私共の自主ぼう活動に大いに参考となります。
昼食を共にして、非常食のカレーを食べた後、午後からは私の出番です。
13時から14時30分まで、しっかりと自主防災活動の大切さを訴えさせていただきました。
100人を超える参加者。
熱心にメモを取りながら聞いていただきましたが、主催者のお話だと、かなり自立して活動している人ばかりだのこと。
今後も連携して、切磋琢磨したいものです。
なお、谷川先生にも、最後まで聞いていただきました。
岩崎 正朔
(編集後記)
お疲れ様でした。
写真を掲載するのを漏らしていました。
先日開催された香川大学危機管理研究センタでの委員会の様子をアップします。↓
